ヌーバス 真詩

そういうポエムじゃない。真詩まうたという小難しいやつなのさ

哲学のブログ記事

哲学(ムラゴンブログ全体)
  • なぜ船を

    nuubasu 【なぜ船を】 空の広がりに 包まれて 海の広がり けれど くっきりと水平線 船は 水平線から少し 浮いている こんなに広い海 なのに なぜ僕は 小さな船だけに 感心を 寄せているのだろうか nuubasu

  • 育ち盛りの寂しさ

    nuubasu 【育ち盛りの寂しさ】 きみの 育ち盛りの 寂しさは 宇宙樹の枝のひとつなのかもしれなくて 伸びるに 任せてみれば それなりの喜びを咲かせるかもしれない nuubasu

  • 翼の露は

    nuubasu 【翼の露は】 街を もの凄い勢いで 雲が覆いつくす あらゆる時代の 雲が あらゆる形に変化して 街を覆いつくす 影に寄り添いながら移動に移動を重ね おれはこの街に来た 翼の露で来雲を 感知しながら しかし おれの翼の露は 即座に かわくのだ この荒れ狂う 暗雲の空を 舞うために 荒... 続きをみる

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  • 丘のそら

    nuubasu 【丘のそら】 日が照れば 日が照る丘と なりにけり 雲海を 棚引かせつつ なだらかにして ゆたかなりけり nuubasu

  • あてのないアンテナ

    【あてのないアンテナ】 川を渡り 低い柵を越え 高い虚空を避け 小さな声に頷き 大きなやさしさに誘われ はるかな門をくぐり あてのない アンテナは行く nuubasu